おかしなくらいおかし好きおかしなレシピ生クリーム無しなのに濃厚!ミルクがとろ~り『いちごミルクジャム』
生クリーム無しなのに濃厚!ミルクがとろ~り『いちごミルクジャム』
春はいちご狩りにお花見など、予定を立てるだけでもワクワクする季節ですね。そんな春に作りたくなる柔らかなスイーツレシピをご紹介します。
ある統計によると、春に食べたい食べ物・果物の1位は「いちご」で、特に女性は半数以上の方が春にいちごを連想するのだとか。今回はそんな大人気のいちごに、春を連想させる“ふんわり”と“やわらかな”食感のとろけるミルクを合わせた、「いちごミルクジャム」の簡単な作り方をご紹介します。
人気のミルクジャムは、実は手作りすることが出来ます。
牛乳と砂糖を煮詰めるだけでも作れますが、そこに生クリームを加えるとさらにミルクの風味とコクが増して濃厚なミルクジャムに。
ですが、生クリームは高価な上に余らせても使い道に困る方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを解決するために今回使うのが、春日井製菓の「女王のミルク」です。
「妥協のない商品をつくり、舐めた人をそのおいしさで驚かせてみたい。」
そんな開発者たちの強い想いのもと生み出された、生クリームを41%配合しているというこのキャンディ。口にすると、上質なミルクの濃厚な風味に驚かされます。通常、生クリームが多いと飴が固まらなかったり、焦げてキャラメルのようになってしまうのだそう。通常では考えられない量の生クリームで作り上げる為に、研究に研究を重ね、ようやく完成したのが「女王のミルク」です。
焦がさないようゆっくり時間を掛け煮詰めて完成した1粒は、雪のように真っ白です。コロンとした形に、なんだか愛しさも覚えませんか?
生クリームそのものの風味を味わえる「女王のミルク」。それを加えて作るミルクジャムは、濃厚で練乳のようなコクのある味わいになります。そこに、シンプルに作ったいちごジャムを合わせると、どんなに美味しいジャムになるかはご想像頂けるのではないでしょうか。
一度体験すると癖になってしまいそうな「いちごミルクジャム」。クラッカーと共に、お花見に持って行っても良いですし、トーストに乗せれば朝から優しい春の香りを感じられるかもしれません。
「女王のミルク」で今年の春を満喫してくださいね。
材料(約150ml分)
女王のミルク | 6粒 |
牛乳 | 200ml |
いちご | 100g |
砂糖 | 35g |
作り方
<下準備>
いちごを洗って水気をふき、ヘタを取って1個を4等分に切る。耐熱ボウルに入れてフォークで軽く潰し、砂糖を振りかけておく。
1.小鍋に女王のミルクと牛乳を入れる。弱火で女王のミルクを溶かしながら1/3量になるまで約30分煮詰める。消毒した耐熱容器に温かいうちに入れる。火を止めたりコンロから遠ざけたりしながら拭きこぼれないように。
冷めるとさらにとろみが付くので、鍋底に線を引いたらゆっくり戻るくらいで火を止める。
2.いちごと砂糖の入ったボウルをラップ無しで600wで2分加熱し、フォークで全体を混ぜ合わせる。これを合計3回繰り返してとろみをつける。
3.1のミルクジャムの上に2のいちごジャムを重ねる。余熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
スプーンやバターナイフで、ミルクジャムといちごジャムを合わせるようにすくってください。
最初に2種類のジャムを混ぜずに2層にすることで、すくう時のワクワク感が増して目でも美味しさを味わえるはずです。
2層の混ぜ方によって味わいや食感が変わるので、「気品のある濃厚なミルクの味わい派」か、「春の甘酸っぱいいちごの味わい派」か、家族や友人と楽しさを分け合ってみてはいかがでしょう。
「お母さん!!こんなに美味しいもの、どうやって作ったの?!すごいー!!」
と、8歳の息子から尊敬の眼差しを向けられ、得意げになった私。
簡単に美味しく仕上がったのが「女王のミルク」のおかげなのは言うまでもありません。
美味しく作るポイント
・ミルクを煮詰めて少しずつとろみがつくと焦げやすくなります。焦がさないよう絶えずヘラで混ぜましょう。
・砂糖は好みのもので。ミルクジャムを白く仕上げるなら、グラニュー糖がお勧めです。
【調理時間】5分
この記事で使われた商品
- 奇跡の生クリームキャンディ
生クリームを41%配合したシンプルで濃厚なミルクキャンディ。
北海道産生クリームを、独自開発の真空低温濃縮製法で丁寧に煮詰めました。
大西 麻子
自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。