おかしなくらいおかし好きおかしなレシピ材料たった2品の簡単びっくりシリーズ!えびピーナ篇『サクサク!えびピーナスティック』
材料たった2品の簡単びっくりシリーズ!えびピーナ篇『サクサク!えびピーナスティック』
我が家の息子は、幼い頃から豆菓子が大好き。私も、私の母も。そして祖母も、よくおやつに豆菓子を出してくれました。
中でも、家に欠かさずあったのが『えびピーナ』と『グリーン豆』。
世代を超えて愛される豆菓子ですよね。
今回、大好きな豆菓子を使ったレシピを…ということで
えびピーナ1袋と材料があれば簡単に出来るお料理です。
そして私の育った田舎では、屋外でのBBQやアウトドア料理が昔からとても盛んです。
ようやく終わった雪の季節、そして迎えた暖かい季節を皆で集い喜び合うという意識もあるのだと感じます。
子どもからご年配の方まで、週末になると至る所でその風景を目にします。
昨今、屋内での集まりを控える傾向がありますが、きっと屋外なら仲間と一緒に食を囲めるのではないでしょうか。
初夏から秋に掛けての清々しい日本の季節を、親しい仲間と喜び合って欲しい、そんな願いも込めて、手軽な材料で屋外でも作れるお料理をと考えました。
シンプルなのに、美味しい。シンプルだから、美味しい。
お家でもお外でも、えびピーナ1袋を用意してぜひお楽しみ下さい。
ですが、えびピーナをついついそのまま食べてしまうとお料理に使う前に無くなるので要注意です。
外でのキャンプやバーベキューのシーズンに、ぜひいかがですか。
『サクサク!えびピーナスティック』材料(4人分)
えびピーナ | 1袋(85g) |
鶏ささ身 | 5本 |
塩・こしょう | 各適量 |
レモン | 適宜 |
食用油 | 適量 |
『サクサク!えびピーナスティック』作り方
1.鶏ささ身は、筋に沿って縦半分に切り、筋を取る。大きいほうの身を斜めに切り、鶏ささ身1本を3等分にする。残りも同様に切る。両面に塩・こしょうを振っておく。
2.えびピーナを袋の上からめん棒等を使って細かく砕く。見えやすいように、厚手のビニール袋等に中身を入れてから砕いても大丈夫です。今回は、アウトドアで作れるということで道具を増やさないように袋の上から砕いております。
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上から押しつぶすようにすると簡単に砕ける。
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時折、手で触って確認する。細かく砕きすぎるよりも触感が残る程度が美味しいです
3.鶏ささ身の上に、2.を振り掛けて、指で押すようにして表面にたっぷりはり付ける。
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大きすぎる固まりがあれば、ここで割ればOK。
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ギュッと押すようにしてまぶし付ける。
4.フライパンに、高さ2㎝程食用油を入れ中火で温める。弱めの中火にし、3.を入れてこんがりきつね色になるまで両面を揚げ焼きにする。油をきり、上から塩を振り掛ける。
レモン果汁をたっぷり掛けて、揚げたてを召し上がれ♪
『サクサク!えびピーナスティック』を美味しく作るポイント
・外で作る場合は、厚手のポリ袋でえびピーナを砕き、その中に鶏ささ身を1本ずつ入れて衣をまとわせると、少ない調理器具で作れます。
・えびピーナの衣は甘味があります。最後に塩を掛けることで味が引き締まります。
以前、鶏ささみとえびを春巻きの皮で包んで、屋外で少量の油で揚げ焼きにしました。
この簡単料理はとても好評で、それを今回はえびピーナで作ってみようと思ったのがきっかけです!
巻いたりする下準備が無く、えびピーナ1袋と鶏ささみ、塩を持参するだけでした。
ちなみに使ったフライパンに残った油にもえびピーナの香ばしい香りが。
そこにオリーブオイルとにんにくを足して、きのこのアヒージョも楽しめました。
えびの風味豊かなサクサク衣は、鶏肉との相性ピッタリ!
砕いて揚げ焼きにする事で、さらにザックリとした食感になり、パン粉を使うフライでは得られない特別な一品になりました。
さらに、所々に散りばめられたピーナッツの食感と香りは良いアクセントになり、もう1本、もう1本、と手が止まらなくなる美味しさに。
夕飯に出したところ、夫は「無限に食べられる‼︎」と、息子のお皿からそっと1本取ろうとしていました。
私はここに、レモンをたっぷり絞るのが好きです。サッパリと食べられるので、これまた箸が止まりません。
皆様もぜひ作ってみて、お気に入りの食べ方を見つけてみてください。
【調理時間】15分
この記事で使われた商品
- えびの衣とピーナッツの甘みがおいしーナ♪
ピーナッツを丁寧に衣で包み、直火でじっくり焼き上げました。
衣には贅沢に本物のえびを練りこんだ、
素材の旨みが楽しめる心弾む♪おいしさです。
大西 麻子
自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。