おかしなくらいおかし好きおかしなくらし冷やして入れて持ち運び!夏場の塩分補給に『塩あめ』
冷やして入れて持ち運び!夏場の塩分補給に『塩あめ』
蒸し暑い季節がやってきた。梅雨真っ只中、もう間も無く夏本番がやってくる。
毎年夏になると、「熱中症対策にはこまめな水分補給を」とニュースでも何度となく繰り返されている。
特に大量に汗をかいた時の熱中症対策で大切なのは、水分だけでは足りないという事はきっとみなさん周知の通り。発汗時には、水分だけでなくカルシウムやマグネシウム、カリウムといったミネラルも一緒に排出されてしまっているので、水やお茶だけを補給するのでは足りないのだ。
水分もミネラルも補給できるスポーツドリンクは持ち歩くにも重いのが少々難点。そこで塩分補給におすすめのアイテムが「塩あめ」です。
利点としては持ち運びも楽で、いつどこでも塩分を補給できる。子どもたちのスポーツ時にも活躍しそうだ。加えて、開封したからって腐る心配もない。
とりあえず、冷やしてみるだけでもおいしい
ひとまずは、冷蔵庫に入れてみる。
そう、ただ冷やすだけである。
夏場になるととにかく冷たいものを体は欲する。暑い故、きっと本能的に体を冷やしたくなるのだろう。ただ冷やした「塩あめ」を食べるだけで体が回復するような爽快感。とても不思議な気分だ。
飴は温度と湿度に弱いとされている。これからの暑い時期、飴だからといって常温に置かず冷蔵庫に保存してみるといい。ひんやりと冷たさを感じられてなんだか得した気分にもなる。
次は水筒に入れてみる
外出時に持ち歩く水筒に「塩あめ」を入れてみた。500mlの容量の水筒に、水+氷を500ml、塩あめ3粒だ。
塩あめが溶けるのには時間がかかるので、入れてからすぐの水分補給はほぼ水だ。
1時間後、水筒を揺らして全体を混ぜてから飲んでみると…
「お、おいしい!!」
ほのかな甘みと塩気…
塩あめは完全には溶けきっていないものの、優しく感じる甘みが体に染みる。
3時間後、塩あめは完全に溶けきった。
塩あめが溶ける時間と比例して、当然ながら甘みが強くなっていく。氷が溶けて味が薄まっていくよりもなんだかお得感。
スポーツドリンクを買うよりも遥かにコスパが良いことに気づき、子どものスポーツ時の水筒の中身はこれにしようと決めた瞬間だった。
おうち時間にはSalt Lemon Water
ちょっとオシャレに言ってみたが、要はレモン水の中に塩あめを溶かしただけである。
レモンの酸味が入るだけで、一気にドリンク感がアップ!時間が経つと、塩あめがコップの底に張り付いてしまうのが気になるが、味は抜群においしい。
早く飲み過ぎてしまうと、残るは塩あめになってしまうが、そしたらまた水と氷を追加する。ステイホームなおうち時間を過ごすにはもってこい。長く楽しめそうなおうちドリンクだ。
次はレモンをライムに変えてみよう。
きりりとしたライムの酸味が合うと確信している。
その時は名前が Salt Lime Water。
懐かしい味
パッケージもさることながら、いたってシンプルで懐かしい味の「塩あめ」。
原材料は「水あめ(国内製造)、砂糖、食塩(伯方の塩100%)、しょうゆ、(一部に小麦・大豆含む)」とある。しょうゆが使われていることに驚いたが、だから懐かしさを感じるのかな…と勝手に思って納得する。
天日塩である伯方の塩は、天日乾燥させて造った塩のこと。
化学薬品を一切使わず、「にがり」をほどよく残すために、輸入天日塩田塩を日本の海水で溶解して、ゴミ・砂を除いた濃い塩水を煮詰め結晶した塩を数日間じっくりと「自然乾燥」させます。
と伯方の塩ホームページから製品へのこだわりも感じられた。
同じように身近にある材料で作られた「塩あめ」。
どこか懐かしいシンプルな味わいの中には、芯の通ったこだわりが感じられた。
今年の夏はどうやら「塩あめ」にたくさんお世話になりそうである。
410g入りの大容量パックを手にした5人家族の我が家。さて今夏で使い切るのか、否か。
この記事で使われた商品
- 毎日食べたくなる定番の和風塩あめ
・伯方の塩を使用した、ほどよい甘さと塩の旨味で
さっぱりと仕上げた飴。
・夏場の塩分補給にも!一粒あたりの食塩相当量:113mg
片山 けいこ
湘南の自宅にて店舗兼工房「k-meals,」主宰。管理栄養士。
店舗の運営やワークショップ、ケータリングや焼菓子ギフトの制作、webメディアや企業様にレシピの提供など枠にとらわれず活動中。
肩ひじ張らないあたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。
現在3児の母