おかしなくらいおかし好きおかしなレシピたった5分ですぐ食べたい!を叶える★『こんぺいとうとゼリービンズのファンタジースモア』
たった5分ですぐ食べたい!を叶える★『こんぺいとうとゼリービンズのファンタジースモア』
皆さんはアメリカやカナダのアウトドアにおける定番デザート「スモア」をご存知でしょうか。
火で炙ったマシュマロと板チョコレートを、グラハムビスケットでサンドした、誰もが知る大人気デザートです。
マシュマロの、甘く焦げた香り。ふわっと温かいマシュマロに触れてとろけるチョコレート。
ザクっとしたビスケットを食べる度に、それらがこぼれ落ちそうになるのですが、それがまた楽しい。
そんな大人気デザートに、おかしをトッピングして見た目にも楽しいレシピを考案されたのは、「第1回おかしなメニューコンテスト」で受賞された大衆鉄板屋台 ナカナカナカの高野将樹さん。
私自身、アメリカ在住時に何度もスモアを食べる機会がありましたが、そこに何かをトッピングするという発想は初めて!
マシュマロとチョコレートにビスケットという、それ自体が美味しいスモアですが、その甘さに飽きてしまうことも。
ところが、こんぺいとうやゼリービンズをトッピングすることで、そこにコリッ!もちっ!とした食感が加わります。
さらに、爽やかなフルーツの風味が加わり、すくう度に違った味わいになるので食べ飽きません。
高野将樹さんはスキレットを使って、おかしやビスケットをトッピングするという可愛らしいスモアを作って下さいました。スキレットを使うと、家に居ながらキャンプの雰囲気を味わえてとてもお勧めです。
一方、今回はスキレットをお持ちでない方でも5分で出来る作り方をご提案。ふわふわの、マシュマロの雲に包まれるように散りばめられたおかしの可愛さにも癒されます。その見た目はまさに“ファンタジー”。
人が集うことが多くなる年末年始。“食後に何か食べたいな”という時にさっと作れて見た目も可愛いファンタジースモア。
温かいドリンク片手に、至福のひとときをぜひどうぞ。
材料(直径12㎝の耐熱皿1枚分)
ビスケット適量
板チョコレート | 25g |
マシュマロ | 50g |
こんぺいとう | 適量 |
ゼリービンズ | 適量 |
作り方
1.板チョコレートを割って、耐熱皿に並べる。トースター(または魚焼きグリル)で約1分30秒間温めて取り出す。
2.1.の上にマシュマロを並べる。トースター(または魚焼きグリル)で約2分間焼いて表面に焼き色をつける。
3.2.にこんぺいとうとゼリービンズを飾る。ビスケットですくいながら食べる。
このサイズの器だと、飾る量は、こんぺいとうを8~10こ、ゼリービンズ5こにしました。食べながら追加もできます。
使う皿は、人数に合わせて自由に変えて下さい。
材料のチョコレートとマシュマロの量は、【チョコレート:マシュマロ=1:2】を目安に器に合わせて調整することが出来ます。
もちろん、トッピングのこんぺいとうとゼリービンズの量もお好みで。
バランスを見ながら可愛らしく散りばめても良いですし、豪快に沢山のおかしで埋め尽くすのも楽しい。ご家族や友人と、自由な発想で散りばめてくださいね。
その他のアイデアとして、マフィン型を使うのもお勧めです。“自分のスモアの場所”を決めることで、各々が好きなトッピングを楽しめますし、チョコレートの味を変えても楽しい。ビスケットの“2度づけ”も遠慮なく出来ますね!
最後に、食べられる器を使うアイデアもご紹介。市販のクッキーカップを使って、同じように作ります。見た目もオシャレになり、おもてなしにもお勧めのアイデアです。
そのまま食べてもおいしいこんぺいとうやゼリービンズ。これらは、昔からの馴染みあるおかしでもあります。それらを食べた時の、懐かしい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんな“味わったことのある味”を、何かに組み合わせたりトッピングしたりするだけで、新たな美味しさに出会えることがあります。その時の驚きと嬉しさが、また新しい思い出となって皆さんの心に残るかもしれません。
このおやつが、そんな楽しい思い出の1つとなることを願って、自宅でも気軽にチャレンジ出来るような方法をご提案しました。
そしてアメリカでは、バーベキューや焚き火、キャンプファイヤーの仕上げに、皆で食べるのが定番とも言えるスモア。スモアには、その美味しさを誰かと共有する楽しみもあるのです。
それをお家で、とても手軽に食べられる事に息子も大喜びしています。
お友達が遊びに来る日、家族で過ごす週末、人が集まる時に「今日、スモアする?」が、最近の我が家の定番。
どのお菓子をトッピングするか、ビスケットでどれだけ沢山すくえるか、いつしかそんな競争をしながら大盛り上がりしてしまうのです。
私はりんご味のこんぺいとうに、爽やかなレモン味のゼリービンズをトッピングして甘さに爽やかさを加えたスモアを。
息子は、もも味のこんぺいとうともも味のゼリービンズの“ダブル桃“で、大好きな桃と大好きなスモアの両方を手に入れてご満悦。
おかしが、定番だと思っていたスモアの可能性をこんなに広げるだなんて想像もしていませんでした。
どれも常温保存出来る材料で、いつでもさっと作れるのも魅力。
今週、息子のお友達が遊びに来る時も。
週末、私たちの友人達が訪ねて来る時も。
誰かと楽しさを共有したくて息子はきっと言うでしょう。「今日、おかしでスモアする?」
その時の為に、材料5つ。
キッチンの棚に今日もちゃんと常備しています。
このレシピを考案された高野将樹さんの「ファンタジースモア」という楽しいネーミングの意味は、きっと一口食べると感じて頂けるのではないでしょうか。懐かしいあの味で、新しい驚きと楽しいひと時を味わってみてくださいね。
ポイント
・お持ちの熱源によって加熱時間を調整して下さい。焦げないよう、見ながら焼いてください。
・出来上がってから時間が経った場合、マシュマロが固まってきます。そんな時はレンジ(600w)で10秒程温めなおして下さい、再度ふんわりしてディップしやすくなります。(※レンジ対応の器のみ)
【調理時間】5分
この記事で使われた商品
- 5つの味が楽しめるフルーツこんぺいとう
室町時代にポルトガルから伝わったカラフルな砂糖菓子。
5つの味(砂糖、もも、りんご、ぶどう、サイダー)が楽しめます。
この記事で使われた商品
- 懐かしい思い出を蘇らせる甘~いお菓子
ゼリーの外側を砂糖菓子で覆い、カラフルに仕上げたゼリー菓子。5つのフルーツ味(レモン、マスカット、オレンジ、りんご、もも)が楽しめます。
大西 麻子
自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。小学生の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。