おいしさの秘密は、風味豊かな沖縄産の黒砂糖
黒あめの開発秘話から原料・製法のこだわりまで、Kasugaiの黒あめに隠されたおいしさの秘密をご紹介します。
- 黒あめ
- 品質の高い沖縄産の黒糖を使用し、直火で風味豊かに香ばしく炊き上げました。日本人になじみの深い、のどにまろやかな黒あめです。
Kasugaiが新たなキャンディの開発に踏み切ろうとしていた昭和55年。その頃、黒砂糖を原料にした、あるキャンディがおいしいと評判でした。しかし、そのキャンディは値段が高く、当時はみんなが気軽に買えるものではなかったのです。
そこでKasugaiはひらめきました。「みんなが気軽に食べられる、黒糖素材のおいしいキャンディをつくろう!」
当時キャンディを製造する際に多くのメーカーで好まれて使われていたのが、生産効率の高い真空釜を用いた製法です。当初はKasugaiも真空釜を使って黒あめを製造。しかし真空釜でつくったキャンディには、黒糖ならではの風味や香りがほとんどありませんでした。
そこで、Kasugaiは考えました…。
「生産効率を高めることも大切だけれど、何よりおいしさにこだわるべきじゃないか!」Kasugaiは、おいしい黒あめをつくるために直火炊き製法を採用。連釜を用いることで生産効率を高め、直火炊き製法でありながら一般に流通できる黒あめを完成させました。昭和55年の発売以来、黒あめは消費者のみなさまに好評を得て、現在も当社キャンディの中で売り上げトップを維持するほどの人気商品となっています。
- 黒あめの初代パッケージ
- 初代パッケージは2003年頃まで使用されました。
日本人になじみのある黒糖を使った大玉あめは、若者からお年寄りまで、男女問わず人気のキャンディ。
- 高品質の沖縄産黒砂糖を使用
- 甘さの中にも独特の風味とコクをあわせ持ち、おいしいと定評のある沖縄産の黒砂糖。黒あめの主な原料として使われているのは、この沖縄産の黒砂糖です。Kasugaiでは特に質にこだわり、品質の高いものだけを使用しています。
- おいしさを引き出す、直火炊き製法
- 黒あめのおいしさの秘密は、直火釜を用いて黒砂糖を極限まで煮詰める、その製法にあります。釜を直接火にかけ、水分を飛ばしながら高温でキャンディ状に煮詰めることによって、黒砂糖ならではの香ばしい独特の旨味が引き出されるのです。
直火炊き製法による黒あめのおいしさは、真空釜を用いた製法ではつくり上げることはできません。
真空釜を用いた製法とは、減圧しながら低温で煮詰める製法。