自然環境あっての私たちの事業
私たちは自然から頂いた恵みを基に事業を展開しています。環境に配慮した事業展開をすることは、企業が果たす当たり前の責任だと考え、私たちは行動していきます。
「地球温暖化防止は未来への責任」、「最も大切なのは一人一人の“もったいない”の気持ち」と考え、私たちは地球温暖化防止に取り組んでいます。
一部の商品のパッケージで水性印刷を採用しています。水性印刷は油性印刷と比較し、二酸化炭素の排出量を削減できます。
水性印刷のパッケージには 下記の様なマークを表示しています。
商品のパッケージに水性印刷を採用したことにより、二酸化炭素の年間排出量を
「黒あめ」で 31トン、「のどにスッキリ」で 44トン削減できました。
※油性印刷比
※算出期間(2018年10月~2019年9月)
※算出ステージ:素材製造(パッケージ関連)~製品製造(パッケージ)まで
私たちは省エネ設備を積極的に導入し、地球温暖化防止に取り組んでいます。
2019年1月にコージェネレーションシステムを導入しました。発電時に副産物として発生する熱と温水を工場と配送センターで使用する事により、エネルギーを効率的に利用しています。
2019年3月に春日井工場配送センターにソーラーパネルと蓄電池を設置しました。エアコンなどの電力使用量がピークとなる昼間の時間帯に、太陽光発電と蓄電池からの放電による電力を利用することで、電力需要の平準化を図っています。
事業活動をする中で、製造ロスや、原料の容器など、どうしても商品に出来ないものが発生してしまいます。私たちはそれをゴミとして捉えるのでなく、資源として捉えゼロエミッションを推進しています。
リサイクル、リユースをする前に、ロスの発生自体を抑えることが最も大切だと私たちは考えます。工程分析によるロスの削減活動や、全社員が参加する改善提案制度などを用いて、ロスの発生抑制を進めています。
豆菓子やキャンディ製造の際に出る製造ロス、厳密な選別によって発生してしまった不良品は業者に委託し、加工・調整され、家畜の飼料などとして再利用されます。
~農家さんの顔が見えるまで~
当社から排出している食品残渣等に関して、実際に使っていただいている事業者さんを訪問し、現場を見せていただき、お話を聞きに行く取組みをしています。
製造時に割れたり欠けたりして発生した豆屑の一部は、長野県飯田市で豚を飼育しているハヤシファームさんに供給しています。人間にとっておいしくて安全なものは豚にとってもおいしくて安全なものだそうです。ハヤシファームさんでは餌の配合や豚の種類にこだわり、安全でおいしい豚肉作りが行われています。
工程で発生した食品廃棄物の中で飼料にすることが難しいものの一部は、バイオガス発電施設のある廃棄物業者さんに処理を委託しています。食品廃棄物はメタン発酵施設でメタンガスに変えられ、燃料として使われています。